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【6】鯖江~福井、そして石川県へ~コーヒーブレイク~

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のんびり落ち着いて旅の歩を進める

福井駅にて・運転停車の鯖江駅を出てわずか11分で福井駅に到着。
「おぉ~、ここまで来たか。」なんて思いましたが大阪を出てまだ3時間も経っていない14:40。まだ19時間もあるんだと思った時、「列車内探検もいいけど、ちょっと落ち着いて車窓を眺めようか」という気持ちになりました。
・実際、福井駅の停車時間はたったの1分なので、降りて何かをする余裕もないのです。とか言いながら、どういうわけか4分ほど止まったまま。そんな時に、車内放送が流れました。「マドレーヌとコーヒーはいかがでしょうか。これから車内を巡回して販売いたします」。そんな放送に耳を傾けているうちに列車は福井駅を出発しました。

・「おっ、いいねぇ。そろそろコーヒーでも飲みたいって思ってたんだ。」 そう思って、しばらく自分の寝台で販売員さんが来てくれるのを待つことにしました。

◆車内はきれいに保たれる

・福井駅を出て間もない頃、もう一つの車内放送が流れました。「これから車内清掃をさせていただきます。車内で出ましたゴミはお部屋前の通路に・・・」ということで、通路に出しておくと係りの方がゴミを回収してくださるようなんです。昼食がみんな終わった後の時間ですから本当にありがたいサービスでした。実はこの「係りの方」とは車掌さんだったようです。いろんな業務をこなされることに本当に頭が下がる思いです。

◆列車はなかなか駅に止まらない

・その昔、比較的停車駅の少ない特急雷鳥15号に乗った時のこと、それでも芦原温泉、加賀温泉などには停まっていた記憶があります。でもこのトワイライトエクスプレスはそれら温泉地とは目的を共有しないということか、まったく通過していきます。この頃にはそれなりのスピード感を感じる走りになってきていました。でも、ここでまた車内放送(15:03ごろ)。加賀温泉郷を紹介する案内放送です。

◆トワイライトエクスプレスは石川県へ

EF81貨物列車を抜く・ここまで来ると列車が発車して5つ目の府県、石川県に突入です。おとなしく部屋で車窓を眺めていると、EF81型機関車が牽引する日本海縦貫貨物列車を追い抜く形での出会いがありました。同じ進行方向で進んでいますから、スピードの差こそあれ「比較的撮影しやすい被写体」です。

・EF81と言えばこのトワイライトエクスプレスの牽引機と同じ形式ですが、国鉄型で確実にその数を減らしている機関車です。貨物用とはいえ、国鉄ファンにはたまらない車両です。(15:10)
ポットでホットなコーヒーを・そうしてちょっと盛り上がったところ、15:13に車内販売の方が来てくださいました。「マドレーヌとコーヒーはいかがでしょうか」。すかさず、ホットコーヒー(¥310)、マドレーヌ2個(¥310)をお願いしました。ほんのちょっと気になったのは『ポットを地べたに置くところ』でしょうか。商品ワゴンでの提供でなく、手持ちでの移動販売のため仕方がないことなのかもしれませんが、今後もしもこうしたおもてなしの車両が登場することがあればこうした部分でのちょっとした心遣いの設計があればいいなぁと思います。

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